レンタルオフィス「METSオフィス」運営責任者のオバタです。
どれだけネットが発達しても、本は軽視できない貴重な情報源ですよね。特に起業家ともなれば、日々の業務の忙殺されていても最新の書籍から得られる情報には触れておきたいものです。
今回は、立ち読みする時間も確保できないような方でも本を手軽に探せる「flier（フライヤー）」というサービスをご紹介します。
本を探しにいく時間的余裕がない方や、忙しくて電子書籍ですら読む機会を失っている方などには今すぐ触れてみてほしいオススメツールです。
目次
flier（フライヤー）とは
「flier」は、書籍（主にビジネス書）の要約をPC・スマホ・タブレット端末で読むことができるWebサービスです。
ビジネス書だけでも年6,000冊もの本が新たに発売されている昨今、「書評だけでは内容がよくわからない」「何を読んだら良いかわからない」といったような多忙なビジネスパーソンがより手軽にビジネス本に触れてスキルアップできるような仕組みを提供しています。
要約は本の内容からポイントをうまく拾ってまとめてあり、最初から最後まで読むと数分～10分程度の時間がかかります。要約全文ではなく概要だけ読むと１～２分程度で済みます。
flier（フライヤー）のプランは無料～月額2,000円
flier（フライヤー）は無料プランでは要約の全文を読めない仕様となっていますが、本の概要を見るだけならタダです。概要だけならものの数分で手軽に読めます。個人的にはそれだけでも十分使えるサービスだと思います。
有料プランには月額500円（有料の要約の中から月5冊まで）と月額2000円（毎月30冊前後追加される要約が読み放題、過去に掲載した要約も無制限に閲覧可）の２コースがあります。概要だけでなく、時間をかけて要約までキッチリ読みたいという方向けです。
どのプランであってもPC・スマホ・タブレットで利用できるので、空いた時間に概要だけをチェックしたりと忙しい中でも本に触れる時間を作ることができます。
他人がまとめた本の要約にお金を払ってまで読む価値があるのか？という点については人それぞれ感じ方が違うと思いますが、本屋まで行って広い店内の中から本を探し立ち読みをするといった作業をせずにまとまった情報を読みたいという一定のニーズは間違いなくあるでしょう。
flier（フライヤー）登録・ログイン方法
flier（フライヤー）はブラウザからログインして使えるツールで、インストール不要です。
・メールアドレス、パスワードを新規登録してログイン
・Facebook、Twitterいずれかのアカウントでログイン
メール、パスワード以外の名前などは必須項目ではないので埋める必要がありません。
フライヤー専用のアカウントを作成しなくても、上記アカウントをお持ちであればそれらを使ってログインできます。
要約を読みたい本の探し方
要約を読みたい本を探す時は、「最新の要約」「今週の要約ランキング」の中から選んだり、キーワード検索からサーチします。
「flierがおすすめする要約」「書店員のイチオシ」「スペシャルコラム」といったカテゴリーも用意されているので、気になるところを片っ端から見ていくのもオススメです。基本的にはどのカテゴリーにも気になる本がピックアップされているので目移りしてしまうと思います。
本を広い店内から自力で探し紙のページをめくるのも乙なものですが、何かと忙しく時間を奪われがちな生活の中ではこういったツールで楽をするのも有りではないでしょうか。
flier（フライヤー）で要約を読めるオススメのビジネス書籍
ご自身で探される前に、私からオススメのビジネス本をいくつかご紹介しておきます。概要を私なりにアレンジした一文を添えてみました。
誰が音楽をタダにした？
音楽がタダになるまでには必然的な流れがあった。
話題になったほぼ全てのアルバムをネット上に流出させた、たった１人の男の正体とは……
これ、いったいどうやったら売れるんですか？
スマホが普及した結果、売上がガクンと落ちてしまった腕時計。
生き残りを賭けメーカーが採用したブルーオーシャン戦略とは？
科学的に元気になる方法集めました
科学的根拠に基づいたストレス解消法、やる気を引き出すための方法をご存知ですか？
最近疲れがち、元気がない、やる気が出ない方にこそ読んでほしい一冊。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
マーケターではない人に向けて「マーケティング思考」を伝えるために書かれた一冊。
売上が芳しくなかったUSJの集客を600万人以上積み、利益を数倍にした思考とは？
会議でスマートに見せる100の方法
「デキない人」のための、「デキる人」に見られるためのテクニック集。
Yahoo!やGoogleでも成果を出したというダメ人間向けノウハウがここに。
ベストセラーコード
ベストセラーには共通するいくつかのパターンがあった。
出版前であっても80%の確率で売れるかどうかわかるという驚愕の判別方法とは？
ここらで広告コピーの本当の話をします。
１本、数文字で100万円請求できる広告コピーをつくるための教科書。
まとめ
ビジネス本の要約を読める、というのは新鮮味はありませんがAmazonのレビュー等とは一味違った面白いサービスですよね。
紙・電子書籍問わず多くの本をまるごと一冊読み切るのは大変ですから、レビュー（悪く言えば感想文）ではなくお金を取るサービス用にしっかりとまとめたテキストを読める場というのは貴重なのかもしれません。
flier（フライヤー）には全てのビジネス本や新刊が揃っているわけではありませんが、人気が高いものは一通り揃えているようですので十分使えるサービスだと思います。
日頃から本屋によく足を運んでいる方も、たまにはこういったツールで本に触れてみるのはいかがでしょうか。
「最近の本を読む機会がないなぁ…」とお悩みの方は、ぜひ一度利用してみてくださいね。
