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レンタルオフィス「METSオフィス」運営責任者のオバタです。

昨今ではhtmlやcssの知識が無くても手軽にwebサイトをつくることができるwebサービスが充実していますので、ビジネスのスタートアップ時に外注せずご自身でwebサイト(ホームページ)を用意する起業家の方は少なくないようです。

webサイトをつくった後、次に考えるのは「集客したいキーワードでアクセスを集るためにはどうしたら良いか?」という点、いわゆるSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)だと思いますが、検索すればするほど様々な情報が出てきて混乱してしまう方もいるのではないでしょうか。

今回は、Web制作専門家に「初心者がwebサイトを作る上での注意点」「初心者がSEOについて抑えておくべき最低限のポイント」の2点について詳しく聞きわかりやすくまとめてみましたので、ビジネス立ち上げ時にwebサイトを自作しようと考えている方はぜひ参考にされてみてください。

はじめに: SEOについて

特定の検索エンジン(Googleなど)を対象として検索結果で上位表示するためのノウハウ、技術のことをSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)と言います。

日本においては検索エンジンのシェアはGoogleが約61.12%、Yahoo!が約32.57%、Bingが約5.67%となっており(2015年8月、StatCounter調べ)、日本以外の主要な国ではGoogleが80~95%、他は1桁といったシェアに落ち着いています。

2010年にYahoo!がGoogleと提携しGoogleの検索エンジンを使用するようになったため、現在では2つの検索エンジン対策を行う必要はありません(過去にはYahoo!独自の検索エンジン対策が必要な時代もありました)

検索するとSEO=Googleの検索エンジン最適化という情報ばかり出てくるのは上記のような理由があるからです。

SEOの種類

検索エンジン最適化には、主にホワイトハットとブラックハットと呼ばれる2種類の手法があります。

ホワイトハットは検索エンジンが推奨する方法でのみ対策を施す(スパム行為は一切しない)手法、ブラックハットはスパム行為(自作自演の被リンク、中古ドメインからの被リンク、コピーコンテンツ乱立、ワードサラダなど)で検索エンジンを騙して検索順位を無理やり上げる手法のことです。

昨今ではスパム行為だと判断されるとペナルティ(突然検索順位圏外の500位以下に飛ばされて検索由来のアクセスが0になる等)があるため、ホームページ制作初心者は特にホワイトハット手法のみ行い、ブラックハットと思われる行為は一切しないと決めておいたほうが良いです。

SEOには膨大なテクニックが存在するため、初心者がホームページをつくっていく時にまず気をつける点を厳選して挙げていきます。なお、既に作ったものに関しても修正は可能です。

①サイトコンテンツのテーマを統一

サイト内のコンテンツは必ず関連性のあるもので統一します。
ダメな例:レンタルオフィスのホームページに関係ない個人的な日記やブログ記事を入れる等

関連性の薄いコンテンツが増えれば増えるほど検索エンジンからの評価が下がるので、できるだけ避けましょう。

②コンテンツは独自のもの、テキスト数は基本多めに

他サイトのコピーコンテンツ、引用が多めのページをつくるとその分だけ検索エンジンからの評価が下がります。

既に世の中に出回っている内容で同じような文章になってしまうのであれば、言い回しや個性を出した文章や構成にしてオリジナリティを出すようにしましょう。

1ページあたりの文字数が少ないと情報が乏しい価値のないコンテンツとみなされる恐れがあるため、1ページあたりの文字数はできるだけ多くしておくことが望ましいです。

最新のSEOでは文字数が多ければいいというわけではないようなので、文字数が少なくても問題ないページは少なく抑え、しっかり説明したいページはテキスト数を多めにする(2~3,000文字以上)といったメリハリをつけると良いです。

文法ミス、誤字、脱字などは閲覧者へ不親切なページとなってしまうため、極力なくすよう心がけましょう。

③タイトルには必ずキーワードを

タイトル(htmlだと~~~の部分)には必ず検索エンジンで集客したいキーワードを盛り込んでわかりやすいタイトルをつけます。

関係のないタイトルは極力避ける、32文字以内にする(長過ぎると省略されてしまうため)、同じキーワードを何度も入れない(スパムとみなされる可能性があるため)の3点にも気を配るとなお良いです。

④説明文にも必ずキーワードを

サイト(ホームページ)の説明文(htmlだとmeta name=”description” content=”~~~の部分)にもキーワードを必ず入れ、わかりやすく簡潔な説明文にします。訪問者がクリックしやすくなるような文言を入れるとなお良いです。

⑤サイト内のカテゴリーをツリー状にする

検索エンジンのロボットがサイトを訪れた時に構造を読み取りやすくしておくと、検索エンジンからの評価が高まります。

例として当レンタルオフィスサイトを挙げると、

■1番上の階層
①トップページ

■2~3階層目

②料金プラン・サービス・空室・初期費用・拠点概要などの詳細はこちら
└③METSオフィス新宿三丁目のレンタルオフィスサービス詳細
└③METSオフィス日本橋兜町のレンタルオフィスサービス詳細
└③……

②オフィスギャラリー
└③METSオフィス新宿三丁目のオフィスギャラリー
└③METSオフィス日本橋兜町のオフィスギャラリー
└③……

このようにカテゴリーをツリー状の階層にして、検索エンジンにわかりやすい構造にしておくと良いです。
階層は深すぎると閲覧者にストレスを感じさせてしまうので、4~5階層以上の深さにはしないようにするとなお良いです。

⑥見出しタグを適切につける

見出しタグ(htmlではh1、h2、h3…の部分)は文章の見出しに使うもので、適切な順番で配置しておくと検索エンジンからの評価が上がります。

基本的には、以下のように文章の流れにしたがって順番につけていきます。

■例:
○タイトル(title)
○見出し1(h1)
○見出し2(h2)
└○見出し3(h3)
└○見出し4(h4)
○見出し2(h2)
└○見出し3(h3)

基本的にはh1タグは1ページにひとつ、h2以下は上記のように順番につけていくと良いです。

h2の中に小見出しとなるh3とh4を入れ、その見出しの議題が終わったら別の議題の見出しにh2をつける…という流れはOKです。

■よくない例:
○タイトル(title)
○見出し3(h3)
○見出し2(h2)
○見出し3(h1)
○見出し4(h4)

こんな感じで順番がバラバラにならないようにしましょう。

⑦ページ名やファイル名にキーワードを含める

ページ名(page.htmlなど)や画像などのファイル名には極力関連性のあるキーワードを入れると良いです。

日本語を英訳してキーワードにして含めるようにして、長文になってしまう場合はメインのキーワードのみ含めるようにする等工夫をしてみましょう。

⑧画像にはalt属性をつける

alt属性というのは画像につけられる内容を表す説明文のようなものです。

■html例
img src=”○○○.jpg” alt=”○○○” ~

alt属性には画像の内容をキーワードを入れた簡単な説明文が入っていればOKです。
同じようなキーワードを大量に入れたり、長い文章のようなテキストを入れてしまうと検索エンジンからスパム判定を受けることがあるので注意してください。

⑨外部サイトへの発リンクチェック

リンクには内部リンク(自分のサイト内に対して貼るリンク)と外部リンク(外部サイトへのリンク)の2種類があります。

内部リンクは適切に設置すればサイトの価値を上げることができますが、外部リンクは適当に貼ってしまうと検索エンジンからの評価が下がってしまうので注意が必要です。

質が低いサイト、関連性の低いサイトに外部リンクを貼ってしまわないよう気をつけるようにしましょう。

サイトによっては外部リンクが全くないものもあると思いますが、外部へのリンクは検索エンジンの評価を上げるために必ず必要なものではないため、外部リンクがない場合は内部リンクが適切かどうかのみ確認すればOKです。

⑩リンク構造とリンク切れのチェック

サイトの理想的なリンク構造は、サイト内ページからのリンク数が最も多いのがトップページ、下層に進むに連れてリンク数が減っていく形になります。

サイト内に無駄にリンクが設置されすぎていないか(サイドバーやフッターなどに無駄なリンク、重複しすぎているリンクがないか確認)、適切なリンク構造になっているかを確認し調整することで検索エンジンからの評価を上げることができます。

また、画像のリンク切れ(画像が表示されない)や外部サイトへのリンク切れ(URLが適切でない)があると検索エンジンからの評価が下がるので、サイト内にリンクが切れている箇所がないかどうかも併せて確認しておくと良いです。

⑪サイト内部のアンカーテキストにはキーワードを

アンカーテキストとは

このようなテキストリンク

のことで、他ページなどへのリンクとして使われるものの名称です。

サイト内部のアンカーテキストにはサイトと関連性の強いキーワードを入れるようにすると、検索エンジンからの評価が上がります。この際、同じようなキーワードを複数入れて長文にする等スパム的な行為はしないよう注意してください。

なお、同じページに対してサイト内の他複数のページからリンクを送る場合はアンカーテキストを統一すると良いです。

■例:
「レンタルオフィスとバーチャルオフィスの違い」というページに対してサイト内の他複数のページからテキストリンクを貼る場合、「レンタルオフィスとバーチャルオフィスの違いについて」などのテキストリンクに統一して貼る

同一ページへのアンカーテキストは、サイト内のテーマに沿ったキーワードを盛り込んだキーワードで統一することで検索エンジンからの評価を上げることができます。

⑫リンクだけのページは極力なくす

他のページへのリンクだけのページは情報量が少なく検索エンジンから低評価を受けやすいため、出来る限りなくしたほうが良いです。

リンクだけのページがサイトの仕様上どうしても必要な場合は、特定のページを検索エンジンに登録しない工夫(そのページにだけnoindexタグを使うなど)をしてサイト全体の評価を下げないようにすると良いでしょう。

⑬内容が重複するページをなくす

ほとんど同じことが書いてあるような内容が重複するページがあればあるほど検索エンジンからの評価が下がります。サイト制作段階から内容が重複するページは作らないようにしましょう。

既にサイトを作ってしまっている場合は、サイト内をチェックし内容が重複しているページは消すかまとめるようにすればOKです。

⑭サイト内には最新情報を掲載する

検索エンジンから更新頻度が高いと判断されたサイトは検索エンジンの巡回ロボット(クローラー)が来る頻度が多くなるため、サイト内のコンテンツは常に最新情報を掲載するようにしましょう。

変更箇所がほんの一部分だけだとしてもこまめに更新することを推奨します。

⑮XMLサイトマップをGoogleに送信

「www.sitemapxml.jp」でXMLサイトマップを作成後、Googleウェブマスターツールでサイトマップを送信することでより効率的にGoogleの検索エンジンにサイトの状況を伝えやすくなりますのでぜひ行うようにしてください。

まとめ

以上、簡潔にですがホームページ制作初心者のために15のポイントに絞って検索エンジン最適化について解説させていただきました。

Googleの検索アルゴリズムは200以上のルールがありアップデートも頻繁にあるため突き詰めるときりがない世界なのですが、ホームページを作ったことがない方、とりあえずちょっとだけ作れるといった方がまず注意すべきポイントについては抑えてあります。

ホームページ制作をご自身で行う初心者方は、まず当ページの項目を参考にしていただければ幸いです。