レンタルオフィス「METSオフィス」運営責任者のオバタです。
私は当オフィスサービス運営の一環として「起業家向け」という広いくくりで様々なジャンルの記事を更新しています。更新頻度は低いものの複合キーワードで上位表示できている記事が複数生まれ、昔と比べドメインが強くなったことを日々感じています。
基本的にはニッチなキーワード狙いなのですが、中規模~のキーワードでもアクセスを集められている記事もあり、このネタはコンテンツマーケティングをこれから始める予定の方や今うまくいっていない方にとって役立つのでは?と思い記事に残しておくことにしました。興味がある方はぜひ目を通してみてください。
※独自ドメインでの運用が大前提の話となります。
上位表示できている複合キーワード例10個
1位 | レンタルオフィス 審査落ち 理由 |
---|---|
1位 | レンタルオフィス 原状回復 |
1位 | レンタルオフィス 契約前 |
1位 | イーグラフ 使い方 |
2位 | Sway 使い方 |
2位 | AI プレゼン |
2位 | atom 使い方 html |
2位 | Brandmark 使い方 |
3位 | ライン ビジネス メッセージ |
3位 | チームハック 使い方 |
とりあえず実例として10個の複合キーワードをあげておきます。実際に検索していただければ、(大きな順位変動がなければ)上記の通りの順位で表示されるはずです。
※記事投稿時点の順位です。
条件が検索10位以内であればもっと多くあるのですが、ひとまず見栄えの良いところまでで発表は終えておきます。
雑記で上位表示する記事の書き方
書いた記事を上位表示するためにやっていることはいくつかありますが、重要なのは「権威性」と「検索ユーザーが知りたい答えをしっかり記事に入れる」ことだと考えています。
権威性とは「専門性がどれくらいあるか」ということです。私はレンタルオフィスの運営責任者として、オフィスサービス事業については外注ライターには書けない知識とノウハウがあります。ツールの使い方などの記事は必ず自分が使ったもの、理解しているもののみを紹介するようにして嘘やごまかしがないものを記事化しています。
今はこのような「信頼度」のようなものをGoogleの検索botが見抜き、検索順位に反映する仕組みになっています。知見があるジャンルで自分だからこそ書ける記事を更新し、それを積み重ねていくと効果を早めに体感しやすいのかなという印象です。
「権威性」を意識した記事例はこちら
⇒ 個室レンタルオフィス原状回復の相場価格・作業内容と0円のからくり
SEOにおける権威性の重要性については、DeNAが運営するキュレーションサイト「ウェルク」の問題(肩が凝るのは霊のせいで有名なアレです)が発覚した後――2017年初頭あたりから専門家たちが警鐘を鳴らし始めていました。実際にその後に行われた検索アルゴリズムアップデートで健康関連の記事があるサイトは軒並み壊滅的な打撃を受け、今では扱ってはいけないジャンルのひとつになっています。
デマが金の力で上位表示されてしまっていた以上、健康関連の情報で権威性がないものには価値ナシとみなされたのは当然ですし、その波がウェブ全体に波及したのも当然。記事を書く側の人間として出来るのは、とにかく嘘偽りない、しっかりとした文章を届けることを意識し続けることですね。
なお文章の長さについてですが、敢えて盛りすぎないようにしたり実験することもあります。誰が見ても100%の文章は存在しないと思うので難しいところですが、検索ユーザーが知りたい答えが十分用意されているかどうかが大事なのではないかと考えています。
「ユーザーが知りたい内容への答え」を意識した記事例はこちら
⇒ 30分で作れる!無料プレゼンテーション作成ツール「Sway」の使い方解説
一生懸命書いた記事がどうにも読まれないという方は、「権威性」と「検索ユーザーが知りたい答え」について意識したコンテンツを作成してみてください。
雑記にある程度の「権威性」を持たせるには
雑記ブログである以上、その道のプロが本気を出して書いたコンテンツやコストをかけたSEOには勝てない記事は当然出てきます。ドメインパワーが育てばいずれ抜ける可能性はあるので(何をやってもダメなものもありますが)雑記でもできる限りの権威性を育てていくと良いです。
ジャンルが複数ある雑記でも、各ジャンルごとの記事が増えていけばある程度の権威性を持たせることはできるようです。これは私自身が実際に感じてきた事象ですのでひとつの正解事例であるのは間違いありません。
記事数が著しく少ないうちは体感することはないと思いますので、根気強くコンテンツを更新していきましょう。
パクリ記事への対策は困難なので注意
記事数が少なすぎたりドメインが育ってないうちにやると手痛いミスとして、権威性を意識するあまり情報をさらけ出しすぎてしまい、その内容を同業他社にまるごとパクられ記事化されて自分より上位表示されてしまうといった事例があります。
パクリ記事への対策は基本的にGoogleの著作権侵害の申立になるわけですが、盗人がやり手だとこの作業が非常に面倒だったりします。泣き寝入りせずに戦うとかなり消耗することもあり大変です。
自分しか知らないようなノウハウを文章にする場合は、公開しても問題ない範囲を予め決めておくと良いです。ユーザーのためによかれと思って出した情報が盗人の利益にしかならないこともあるので、特に重要な情報に関してはネット上に公開する前に少し考える時間を作るようにしましょう。
最近、著名なyoutuberがある書籍からそのままパクった文章を自分のツイートかのように公開しているのを見かけました。有名な個人だけでなく、大手企業でも平然とパクってくる嫌な世の中です。自分の情報はしっかり守れるよう、気をつける必要があります。
まとめ
当サイトのブログは更新頻度が低めですが、それでもニッチなところでは複合キーワードで上位表示できています。ニッチでも検索上位表示できた記事が増えるほどドメインパワーは少しずつ強化されていきますしアクセスも微増していきますので、積極的に狙っていく価値はあります。
(商材やサービスとの相性もありますが)割けるリソースがあるならソーシャルメディア運用や動画マーケティングに取り組めばより権威性を上げることができるでしょう。
更新頻度もかなり重要な要素だと思います。毎日のように更新できる余裕があるなら頑張った分だけ結果はついてくるのではないでしょうか。
リソース的にほぼ不可能な状態ではありますが、1日が48時間になるような奇跡でも起これば私も当ブログを毎日更新できるかもしれません……