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レンタルオフィス「METSオフィス」運営責任者のオバタです。

個室レンタルオフィスは基本的に入居者が退去した後に「原状回復(清掃・クリーニング作業など)」を行いますが、 詳細をよく知らず、契約時に必要だと言われたからという理由で支払っているという方は多いのではないでしょうか。

今回はその原状回復にかかる費用や作業内容、ちょっとした裏話などを交えてお話ししてみたいと思います。

レンタルオフィスに関するコストについて詳しく知りたい、原状回復費などのよくわからない費用で損したくない!という方はぜひ目を通してみてください。

目次

個室レンタルオフィスの原状回復とは?主な作業内容

個室レンタルオフィスの原状回復とは、入居者が退去した後に入居前の状態に戻すことを指し、主に下記のような作業を行います。

賃貸物件では基本的には原状回復は大家が行う決まりとなっているため誤解する方が多いのですが、 事業用オフィスを借りる契約では一般住居用の原状回復ガイドラインは適応されないため、借り手側が原状回復費を負担する必要があります。

  • 塗装壁:塗り直し
  • 壁紙:洗浄、張り替え
  • 床:清掃、クリーニング、張り替え
  • 窓・ブラインド:清掃
  • その他:オフィス家具の清掃または買い替え、電源等設備の修理、ほか

※壁や床の素材・オフィス家具などの質によって原状回復にかかるコストは変動します。

原状回復費の相場価格

大抵のレンタルオフィスは個室ごとではなくオフィス全体の広さを基準として原状回復費をどれくらいにするかを見積もっていますが、 平均価格は「坪×4~5万円(安くて3万円)」、大手は「坪×5~6万円+手間賃」が相場となっています。

基本的に原状回復は短期の入居であっても行うため、 原状回復費を安めに設定している運営会社は入居者の方にご負担いただいた分ではまかないきれず原状回復コストが赤字となるケースもあります。

原状回復費0円の罠

中には「原状回復費は無料!」と謳うレンタルオフィスもありますが、 実際は賃料や管理費、入会金などその他のコストに分散して上乗せして徴収しているというからくりがあります。

オフィスは広くなるほど原状回復費にかかるコストは増え、その額が1ヶ月分の賃料を超えることも少なくないため、 原状回復費を完全無料、借り手の負担なしとするのは近隣相場価格を無視した賃料や初期費用のぼったくりでもしない限り無理なのが実情です。

まとめ:内覧時には原状回復がしっかり行われたか確認を!

借り手側からしたら冗談にもならない話ですが、原状回復費を徴収しているのに簡単な清掃だけ行い次の入居者の方に貸すというレンタルオフィスは実際に存在します。 レンタルオフィスの内覧に行った時は、必ず個室内の壁や床が汚くないか、破損しているオフィス設備などは無いかを確認するようにしてくださいね。

最後に手前味噌で恐縮ですが、METSオフィスの原状回復費はかなり安めで借り手に優しい金額とさせていただいております。
※先述したような「他のコストに上乗せ」といった姑息な手も使っておりません。

格安レンタルオフィスをお探しの起業家の方はぜひ一度内覧にお越しくださいませ。